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顧問導入事例

株式会社クオリス

外部顧問の経験に基づいた助言によりプロジェクトをブラッシュアップし、従業員のスキル向上を加速化

株式会社クオリス

株式会社クオリス

  • マネジングディレクター/取締役:戸田 寛信様

  • 業種:商社、コンサルティング

  • 営業支援

株式会社クオリス様は、今年で創業66周年を迎える老舗企業です。製造や物流の現場が抱えている課題を受け止め、生産効率化や業務効率化などの実現に貢献してきました。第二の創業期を迎えたことにより、「従業員の更なるスキルアップやモチベーションアップの実現が急務」であると考え、マイナビ顧問の導入に至っています。マネジングディレクターを務める戸田様に、マイナビ顧問導入の経緯や、導入後の顧問の活動内容、その成果などをお聞きしました。

顧問導入前

創業から60年以上が経ち、取引先に対してこれまで以上に価値あるソリューションを提供していくためにも、従業員のさらなるスキルアップやモチベーションアップを実現する必要があると感じていた。

顧問導入後

会社の価値観や方向性を理解したうえで、顧問が社内プロジェクトのアドバイザーとして介入し、教育プログラムやKPI(重要業績評価指標)の構築に貢献。2年目以降は管理職のスキルアップを目的とした戦略プロジェクトのアドバイザーも務め、コンサルティング力向上に向けた助言をしている。

顧客へ高付加価値ソリューションを提供し続けるため、さらなる従業員のスキル及びモチベーションアップが課題
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マイナビ顧問導入前、貴社はどのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか。

当社は、主に製造業や物流業のお客様に向けて課題解決につながるソリューションを提供している会社です。製造工場や物流センターなどの現場に入り、現場の課題をすべて捉えたうえで生産効率化などのご提案を行い、最適な機械設備や資材の導入を進めております。業種的には商社に該当しますが、私たちの目的は「ソリューションの提供」にあり、常にお客様に感動を与えられるような価値ある提案を目指してまいりました。すでに既存の取引先と盤石な信頼関係を構築していますが、社内に目を向けてみると、まだまだ改善できることがあります。特に従業員のモチベーションアップとスキルアップを行うことで、より一層、お客様にご満足いただけるソリューションの提供につなげていけると考えていました。

マイナビ顧問を利用した理由は?

創業から60年以上経っており、社外の意見も取り入れながら成長を加速させていこうという考えがあったことが、外部顧問の導入を検討した大きな理由になっています。以前からマイナビエージェントの人材紹介サービスを利用しており、その関係でマイナビ顧問の営業担当に相談しました。複数の顧問をご紹介いただきましたが、大手精密機器メーカーでの豊富な経験を持ち、コンサルティング営業として幅広い企業の課題解決に貢献してきた点を評価し、F顧問を指名しました。当初すでに従業員のスキルアップを目的としたプロジェクトが社内に立ち上がっていたため、F顧問には、プロジェクトのアドバイザーとして入っていただくようお願いしました。

社内プロジェクトのアドバイザーとして、各施策のブラッシュアップに貢献
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プロジェクトのアドバイザーとして、顧問からどのような提案がありましたか。

F顧問に入っていただいたのは2019年の1月で、初年度はさまざまなアドバイスをいただいたほか、F顧問を知る良い機会にもなりました。特に海外事業の立ち上げに携わったエピソードは非常に興味深く、このような実体験を踏まえてアドバイスをくださいました。社員のスキルアップに向けた施策を一つひとつ検討していき、当社の価値観や考えを十分に理解したうえで、さらに良い施策につながるような提案をしていただけたと実感しています。アドバイスは施策を180度変更するようなものではなく、一つひとつの施策を微調整していき、施策の効果をさらに高めていけるものが多かったですね。いただいたご提案をプロジェクトのメンバーで検討し、実効性の高い提案を採用していきました。

現在も、継続してF顧問が介入しているそうですね。

初年度は従業員のスキルアップを目的に「教育プログラム」や「KPI(重要業績評価指標)」などの構築を行いました。これら取り組みの成果はすぐにあらわれるものではありませんが、F顧問にいただいた助言は有益なものが非常に多く、引き続きご協力いただくことになりました。2年目は新たに「次世代育成プログラム」としてプロジェクトが立ち上がり、F顧問にはこちらのプロジェクトのアドバイザーも務めていただいています。このプロジェクトは、各事業部の次世代リーダーが顧客へより高付加価値ソリューションを提供するために、今後のアプローチについて意見を交わしながらコンサルティング力や提案力向上につなげていくことを目的としています。F顧問には、これまで以上に付加価値のある提案を行うために必要な思考や活動プロセスに関するアドバイスをいただいています。

契約更新3年目。引き続き顧問協力のもと、教育体制をさらに強化したい
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改めて、マイナビ顧問を活用するメリットは、どこにあると思われますか。

外部顧問を利用するうえで最も大切なことは、互いの想いをすり合わせることだと感じています。当社の価値観や方向性を顧問の先生にも共有してもらい、理解したうえで活動いただいてこそ、当社が抱えている課題解決につなげていくことができるからです。逆に言えば、すり合わせができていなければ、当社の価値観や方向性とずれた活動になってしまうリスクがあります。そこで、マイナビ顧問の営業担当に、「当社が何を目指しているのか」「そのために、顧問にどのようなかかわりを持ってほしいか」をしっかりと伝え、当社に合う顧問を紹介していただきました。今も継続してF顧問とお付き合いがあるのは、何よりもこの点を十分に理解していただけたからこそ。私たちの想いを受け止め、丁寧に対応をしてくれたマイナビ顧問に心から感謝しています。

今後のビジョンをお聞かせください。

当社の取引先である製造業や物流業のお客様が抱えている課題のなかには、解決が困難なものもあります。例え困難な課題であっても、当社は真正面から向き合い、お客様とひざを突き合わせながら「どうすれば解決できるか」を考え、ソリューションの提案に結び付けてきました。商材に関する知識や高度なコンサルティング力が求められる仕事ですが、だからこそやりがいも大きく、このような考え方を次世代リーダーはもちろんのこと、若手社員やこれから入社する社員にも伝えてきたいと考えております。
そして、お客様に提供する「価値」をより一層高めるためにも、F顧問にご協力いただきながら顧客に必要とされる真のプロ集団組織を構築し、結果全社員が幸せとなることを目指していきたいですね。

担当顧問より

クオリス社は知見のある製造業を顧客に持っており、キーエンス流直販や組織運営のノウハウが活かせる領域が多いクライアントです。取締役のお二人との営業強化のプロジェクトでは、クオリス社の事業や取組の内容、経営方針などに共感する部分を多く感じています。そのため、ご相談頂く様々な課題に対して、自らが海外販社のトップを務めていた時に学んだこと、成功したことをベースに「自分が同じ立場だったらどうするか」を常に考えながら助言しています。顧客にとってより高い付加価値を認めてもらう企業となるために、営業担当の知識やスキルを高め、運営を見える化・標準化して、高いクオリティの営業組織運営を資産とし、そのアウトプットとして安定的に業績が向上することを目指しています。

S.F

S.F

S.F

福岡県出身。大学卒業後、株式会社キーエンスに入社。国内直販営業を経験後、約20年間海外事業に携わり、キーエンス流の直販を世界に展開。英米を含む複数の海外子会社の責任者を歴任。
同社の海外売上シェア5割の達成をもって退職し、現在は複数の企業で顧問として活動中。主な支援領域は、営業組織の強化、海外事業展開支援、幹部社員育成など。

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