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営業メールで新規開拓!! 件名や本文で注意すべきポイント10選

営業メール新規開拓

『営業メール』と聞くと、皆さんはどのようなものをイメージされますか。 普段ご自身のメールボックスに、溜まっていく各種サービスのメールを思い浮かべる方も多いかと思います。
このメールの法人版と言えるのが、営業メールとなります。
如何に他のメールとともに埋もれることなく、読んで頂き、それをアポイントメント⇒契約にまで結びつけるかが肝となります。
その為にも、営業先のリストの作成と、営業メールの内容(件名や本文でいかにアピールするか)が特に重要です。この度の章では、特に注意することやノウハウ、営業メールの主な例文を解説し、営業を行う若手社会人の役に立つことをお伝えします。

1.営業メールとは?

 

1-1.営業メールを新規開拓に活用するメリット
営業メールのメリットは、下記2点です。

1.商品サービスの詳細を盛り込むことができる。
テレアポや飛び込み営業と違い、時間に追われることなく伝えたいことを伝えたい分だけ、記載することが可能です。一方で自己満足に陥ることなく、如何に読んで頂けるかを意識した構成が求められます。

2.送信先が明確であること
送る先を定めることができることから、どういった立場の方に送るのかが予め把握できているため、文面のニュアンスやトーンを調整することが可能です。また心理的にどういった曜日で時間帯であれば読まれるかも仮設を立て実行することができます。

2.営業メールで新規開拓を行う前の準備

 

2-1.営業メールリストの作成
どの企業であれば商材に興味を持って頂けるかを見定めて、営業先のリストを作成します。 ライバル企業のHPで導入事例等にターゲット先の記載があれば、迷わずリストに追記します。

2-2.自社ドメインの取得
自社ドメインの取得は、顧客から信用を得るために必須と言えます。

2-3.添付ファイルの圧縮
お相手の方の容量を圧迫することのない心遣いが非常に重要です。資料は必ず圧縮しましょう。

3.営業メールで注意すべきポイント10選

 

ポイント1.営業メールは件名(タイトル)で決まる

①件名が重要なわけ
件名によって開封されるか否かが決まります。いかに開きたいと思わせる件名にするかが非常に重要です。皆さんの個人メールボックスの中で、開封したものと開封していないものの違い見極めて、参考にする必要がございます。

②件名の冒頭に【】を用いる
インパクトを視覚的に与えるために【】を活用します。他のメールとの差別化に視覚的要素が大きく影響します。

③一目で何に関するメールかわかるようにする
一目で概要の一部がわかる様にしますが、全てを伝えてしまうと破棄される恐れがございますので、この塩梅が非常に重要です。
問い合わせなければ知りえないというポイントを残しつつ文面を作成していくことが、反応をもらうポイントとなります。

ポイント2.最初のメールに「お世話になっております」は使わない
テンプレートのメールであると判断をされてしまうと、即ゴミ箱に移されてしまう可能性がございますので『お世話になっております』は、通常推奨されておりません。
特別感を演出し、他のメールとの差別化を心がけましょう。

ポイント3.メールの本題や目的を先に伝える
どの様な内容を伝えたいのか、そしてなぜ伝えたいのかをメールの本題や目的に記載することで、読んで頂ける可能性が格段に高まります。

ポイント4.箇条書きを活用して、簡潔にわかりやすく書く
簡潔さは非常に重要で、お客様が何を求めているのか仮設を立てて、わかりやすく記載をします。読む側も箇条書きであることで、何を伝えたいのかのメッセージを明確に受け取ることができ、興味があれば即反応を示して頂ける可能性が高まります。

ポイント5.適度に改行をする
みやすさに改行は必須です。フォントやスペースや『』などを活用し、どのように表現すれば伝わりやすいかを強く意識しましょう。

ポイント6.挨拶、敬語の使い方に注意する
社会人のマナーとして基礎的なことではございますが、ここが非常に重要です。  敬語の使い方ひとつで、これまでの営業としての品格が問われかねません。 たとえいままで間違った使い方をしていたとしても意識して、改善に取り組むことが非常に重要です。

ポイント7.返信したくなる情報を盛り込む
一方通行なコミュニケーションは、伝わりづらく誤解を招く可能性もございます。 相手の潜在的なニーズを予見し、仮設を立てて、文面に落とし込むことで、相手もわかってくれている(自分だけの悩みではなかった)との共感を持ち、返信をくださる可能性が格段に高まります。

ポイント8.送る時間帯、タイミングに注意する
お送る時間やタイミングも非常に重要な要素の一つです。イメージをして頂くと非常にわかりやすいのですが、週明けに大量に送られているメールの中の1通になるのか、そうでないのかでは返信を得られるか否かに大きな影響を与えます。相手の立場に沿った、送信のタイミングがあり、検討が必要です。

ポイント9.アポイントの候補日は自分から提案する
アポイントメントを取る場合、メールでのやり取りが多くなることはリスク(アポイントメントが取れなくなるリスク)につながるため、そのリスクを減らすべく、候補日時を自ら提案することが非常に重要です。5つの候補を予め提示し、その中での調整が難しければ 都合の良い日時を連絡がほしいと記載をしておくと、非常に有効です。

ポイント10.テンプレートの使いまわしに注意
テンプレートは、内容を読んでいけばひと目でテンプレートであるとわかるものです。テンプレートから相手に感情的に訴求することは難しく、テンプレートでは表現できない個別具体的な内容を盛り込むことが重要です。

4.まとめ

 

4-1.最初のメールが肝心、細心の注意を
最初にお送りするメールは非常に重要で、相手がどの様に受け取られるかを意識して作成し送る、細心の注意が必要です。

4-2.営業メールは大きな効果を生む可能性
営業メールは、詳細な情報をお伝えすることができる為、成約への確度を高める可能性を秘めており、商談につなげる為の、強いツールとなります。

4-3.反応があれば電話するのも効果的
反応があった場合、躊躇せずにすぐに電話にてアプローチをすることも効果的です。相手が情報を欲しがっている段階で、いかに迅速に対応するかも成約に大きな影響を及ぼします。
是非皆さんも本章を参考に営業メールの作成をなさってみて下さい。

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