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副業で営業代行をする5つのメリットと3つのデメリット!注意点も解説

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経理や総務などの管理系職種だけでなく、営業を外注する企業も増えています。そんな中、注目を集めているのが、「営業代行」というサービスです。企業に代わって営業を個人で請け負うサービスですが、中小企業やスタートアップなど、営業のリソースが足りない企業からのニーズが高まっています。今回は、副業として営業代行を考えている方を対象に、そのメリットとデメリット、注意点を解説します。

1.ニーズが高まる営業代行

1-1.営業代行とは

営業代行のビジネスモデルとして、月額固定報酬で動くことも、成果報酬で動くこともあり、業界や商材、目的に寄って様々な形態が存在しています。時には営業元の名刺を持って自社営業部隊と行動を共にすることもあれば、全く別動隊として異なる営業ルートにアプローチをかけることもあります。営業元としては新たに営業人員を一から採用し、育成するよりも遥かに効率的な手法となりますので、手を広げたい企業にとって人気のビジネスとなります。

1-2.営業代行がなぜ注目を集めているのか

営業代行は高まる起業志向でスタートアップの企業数が急増しており、自社で営業部隊を抱えていないケースに高い需要があります。また、自社で営業部隊を抱えている企業でも、リソースの不足で本来の戦略通りに営業活動が進んでいないことがあり、波を逃さないためにも外部のリソースを借りてドライブをかけていくニーズがあります。

1-3.営業代行の報酬はさまざま

営業代行の報酬形態は様々です。月額を設定した固定報酬型や動いた結果に応じて支払われる成果報酬型など、営業元の企業がよりフィットした方向で希望され、代行事業社がより動きやすい形で交渉をしていくのがオーソドックスな流れです。

2.副業として営業代行を始める方法

2-1.営業代行の求人に応募

営業代行のニーズをスポットの求人として切り出し、求人サイトに登録されている事例があります。一方で営業代行のニーズを抱えた際に、「求人サイトに出してみよう」と考える経営者はまだまだ多くなく、あくまでリサーチの情報源の一つと考えるべきでしょう。

2-2.インターネットで登録

業務委託の紹介ビジネスや営業顧問の紹介ビジネスを行う事業者が営業代行のニーズの問い合わせを受けていることが多くあります。こちらの場合、「営業戦略から相談したい」「営業のリソースについて相談したい」といった相談フェーズからニーズを把握している可能性も高く、前者の営業代行の求人から選定するよりも、経営者の意を汲みながら進め方を検討したり、経営者と共に戦略を練ったりと営業の上流部分から携わることが可能となります。決まりきった依頼に応えるよりも、自ら進め方を提案することで進めやすくなります。

3.副業として営業代行をする5つのメリット

3-1.営業の経験を生かせて自信がつく

営業代行のニーズを持つ企業は、営業の即戦力性を求めています。営業成績を高く引き上げることが目的ではありますが、営業を行った結果、どのような情報が仕入れられるのか、他社と比較した時の価格帯が高いのか低いのか、自社の商材に対する魅力が、ユーザーやクライアントにどのように届くのか、どのような層に需要があるのか、などといった、営業をしてみて初めて得られる情報が豊富に得られることが想定されます。営業代行を利用するうえで、これまで何をどうセールスして実績を残してきたかも重要ですが、どんな壁に当たったのかという経験談を持っていた方がいち早く営業戦略をブラッシュアップできる秘訣にもなりますので、失敗談こそ高く求められる要素にもなり得るのです。失敗も踏まえて経験を重宝されるわけですから、自信にもつながり、モチベーションの源泉になるでしょう。また、いろいろな領域の営業に携わることで、ご自身の引き出しもその分広がっていき、将来的に枠にとらわれない人材として市場価値を高めることができます。その経験が更に自信につながるという好循環を生み出すことができます。

3-2.コロナ禍でも収入が増やせる

営業代行のビジネスは特定領域に傾向さえしなければ、常にリスクに備えて動くことが可能です。例えば、今日のコロナ禍で業績が低迷してしまった業界があれば、その業界にある事業社の営業代行ビジネスは極めて低調となります。これが正社員として帰属していた場合、転職をせざるを得ない状況も考えられます。一方で営業代行ビジネスは複数の商材や企業を並行して関わることができるので、こういった事態にも柔軟に対応でき、その時に力を入れるべき領域に力を入れることが可能です。つまり、営業代行ビジネスのニーズは低迷した営業成績を伸ばすために、伸長した営業成績をより伸ばすためにといった両面がありますが、後者を上手く選択していくことができれば、収入が増やせる可能性が高いでしょう。一方で難易度の高いミッションこそ高く報酬が設定されがちであるため、前者の事業社に成功の光が見えたのであれば、積極的に関わっていくべきでしょう。

3-3.人脈が広がる

営業代行ビジネスを行う上で得られる経験値は計り知れないものですが、一番に人脈が広がることに魅力があると言えるでしょう。上述の通り特定の領域に傾向しなければ、一社に帰属するよりも遥かに広い業界の人脈を形成することが可能です。これが、上述のコロナ禍などのリスクに柔軟に対応できる大きな要因になります。人脈が広がれば、その分営業代行の依頼数も必然的に増加し、どんな時代にも対応していける人材になり得ます。

3-4.起業の道が開ける

営業代行という枠にとらわれず、新たにビジネスを始めていくうえでも、培ってきた人脈や経験は有効でしょう。何をするにも舵を取りやすいキャリアを描くことができます。営業のルートを確保するにも話が早く、また、特定領域に関するアドバイスを受けることも可能です。この上ない武器となり、新たな可能性を見出すことができるでしょう。

3-5.本業と両立しやすい

本業と競合する商材でない場合、また、本業で副業が認められている場合に限りますが、同一の企業で複数のニーズが存在していることが多い為、一回の商談の中で複数のサービスの営業を行うことが非常に効率的です。そのため、商材などを見極める必要がありますが、本業との相性、本業が持つ販路との相性などを考え、両立していくことも可能です。※この場合、トラブルを避けるためにも本業への副業活動の申請を行い、承認されていることが必要でしょう。

4.副業として営業代行をする3つのデメリット

4-1.本業に支障がでる可能性

営業代行は副業で携わる場合においても、当然のことながら工数や時間が必要になります。副業として関わるのであれば、本業の業務の合間に対応できるボリュームであることが求められます。一方で、急に市場の潮目が変わることもあれば、予定通りに業務が進まず、関わる時間を増やさなければならないこともでてくるでしょう。本業に支障が発生することも十分リスクとして考えておく必要があります。最悪のケースでは本業も副業もどちらも上手く運ばず、どちらも失ってしまうこともあるでしょう。副業を始める前に業務量の算定はじっくりと行うことが非常に重要です。

4-2.トラブルがあっても個人責任

副業で関わった先にトラブルがあったとしても、当然、本業の会社では責任は取れませんし、本業に関わるトラブルを起こしてしまった場合、何れも関われなくリスクがあります。この場合に自己責任として考えられるかも先んじて認識しておくべきでしょう。

4-3.稼げる金額が不確定

安定的に収入を見込める契約を締結できれば良いですが、副業で関わる以上はスポットで短期~中期の契約になることが多いでしょう。また、固定報酬型ではなく、成果報酬型で契約を組む企業も多く、この場合は成果を出さない限りは収入も見込めません。毎月の一定収入分が想定し辛いこととなります。自分自身の経験を広げる意味で関わることは大いに資産となりますが、収入を見込んで関わることはリスクを伴うということです。

5.副業として営業代行をする注意点

5-1.企業秘密などの情報の取り扱い

副業で関わる場合でも、企業の顧客先やサービスの情報、その会社が持つ企業秘密の情報は全て厳格に取り扱う必要があります。本業の営業先で仕入れた情報を副業先に展開していくことや、本業の営業ルートを無許可で利用してしまうなど、この類のトラブルは非常に多くあるのが実情です。

5-2.会社に許可を得る

トラブルを避けるために、一番大切なこととしては本業の会社に申請を行い、許可を得ることでしょう。本業の目の届かないところで活動をしてしまい、万が一トラブルを起こしてしまった際に、処分されることが大いに考えられます。どんな会社でどんな商材をどのような営業先にどの程度の期間セールスしていくのか、この点を十分に整理し、本業の会社に報告しましょう。

5-3.確定申告をする

副業の規模によっては申告義務が発生します。意図的に申告をしない場合、脱税行為に当たることとなります。通称「20万円ルール」と呼ばれていますが、年間の収入と所得の合計の総額が20万円いかの場合、申告が不要となります。それ以上となる場合は必ず申告をしましょう。

6.まとめ

6-1.ネットでの登録が便利

副業で営業代行を行う場合、インターネット上の求人サイトやエージェントが取り扱っていることが多くあります。こういった業者に情報が集中することから、ご自身の得意な商材や関わり方を選択しながら仕事を探すことが可能です。一からご自身で探すよりも非常に効率的ですので、是非登録してみましょう。

6-2.「マイナビ顧問」に登録してみる

マイナビ顧問においても、営業の販路拡大を求めている情報を非常に多く取り扱っています。顧問が持つ営業ルートからアプローチをしてほしい、というオーダーが多い為、営業人員が少ないか、営業部隊の経験値が浅いか、などとそれぞれに課題を抱えています。副業で営業代行を行っている人材をご提案すると非常に興味を示す企業が多くありますので、マイナビ顧問にも是非ご相談くださいませ。

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